今回は下の双子を妊娠中6か月頃に、仕事を休むまでの葛藤をお話したいと思います。
2度目の双子妊娠、切迫早産での入院回避のために
2度目の双子妊娠。妊娠6か月に入り、切迫早産のサインとなる「子宮頸管の長さ」に怯える毎日。
上の双子の経験があるからこそ、経過が分かる分だけ不安も大きく…。
多胎妊娠や切迫早産の経験者さんなら分かると思うのですが、
頸管長は自覚症状がなく、突然短くなることもあります。
気づいた時には即入院、なんてことも。
(実際、1回目の妊娠のときも“突然の入院”でした)

妊娠6か月の検診記録:短くなる頸管長との緊張感と予防について
記録を見返すと、2週間ごとの検診で
5cm超 → 4cm台 → 3.8cm → 3.3cm
先生は「まだ大丈夫」と言うけれど、2週間ごとに縮むスピードにヒヤヒヤ。
入院の基準は2.5cm前後…。
「お腹が大きくなるから仕方ないよ」と言われても、内心は穏やかじゃありません。
安静を意識して過ごしたお正月、次の検診では3.2cmをキープ。
「セーフ!」と胸をなでおろしました。
2回目の妊娠中は予防のため張り止めのリトドリンの錠剤を5か月頃から1日3錠飲み始め、
6か月目からは4錠に増やして飲んでいました。
お腹の張りは強く感じないものの、
「二度目の妊娠でも張りの感覚が分からない」というのが正直なところ。
上の双子妊娠中は予防なしで即入院だったので、2回目はとにかく慎重に…。

「仕事を続ける?休む?」6か月半でぶつかった葛藤
産休まであと3週間。
幼稚園でパートを勤務しており、仕事内容は職員室での軽作業+お昼寝担当。
とても理解のある職場で、体力的にはまだ働ける状態。
ただし、パートは産休手当なし(育休は手当あり)。
なんなら産休期間も働きたいと思うほどだったけれど、
頸管長のことを考えると、リスクを感じて葛藤の日々…。
病院からは安静指示と診断書は出ています。
そして、母からは「もう休みなさい!」と強めのストップ。

上の双子(2歳)との生活で安静は難しい現実
基本ワンオペの我が家。
2歳の双子の育児は、どうしても抱っこ・移動・世話の繰り返しです。
特に朝の登園時は、
1人が「行きたくない!」とイヤイヤ泣き、
片手で荷物+10kgの抱っこ、もう片手で手をつなぐということも。安静とは?(笑)
ハイチェア、ベビーゲート、浴槽の出し入れなど、すべて2回ずつ。
持ち上げて下げる動作が結構きつい。
身体的にはまだ動けても、頸管長を守るには制限が必要だと痛感します。

家族の支えとSNSの声で決意した「休む勇気」
母は私以上に心配し、何度も仕事を休みなさいと言ってくれました。
最初は「あと3週間なのに」「仕事も軽くしてもらっているし」と反発したけれど、
母も折れずに何度も私を説得。
母に言われるまでは産休期間に入る前に休むことは考えていませんでしたが
上の双子たちを残しての入院はなるべく期間を短くしたかったこともあり。
考えが変わっていきSNSでもみなさんにご相談。
「無理して後悔した」「もう少し安静にしておけばよかった」
そんな言葉の数々が心に響き、励まされ、涙が出ました。
夫も「今は無理する時じゃない。人生で一番ゆっくりして」と言ってくれて、
ようやく休む決意を固めました。
職場の理解に感謝 今は安静に集中!
職場は以前から柔軟に対応してくれていて、
私が「休みたい」と伝えるとすぐに了承してくれました。
人手が足りない中、
業務を軽くしたり、時短を提案してくれたり…。
本当にありがたい環境です。
復帰したら、精いっぱい貢献して恩返しをしたい・・・
そう思いながら、しっかり体を休めることができました。
双子妊娠では、無理をしないことが何よりも大切。
安静は我慢ではなく未来への投資!
上の双子たち、お腹の中の赤ちゃんたち、
そして支えてくれる家族や職場のみんなのために、
「ゆっくり過ごす勇気」を持って、1日1日を大切に過ごしていこうと思えました!



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